私達の物流業という職場は、近年ロボット化や自動化が急速に進んでいますが、まだまだ人のチカラに頼る部分が多く残っており、いかに幅広い方々に長く働いてもらえる環境を整備するか、そして効率よく人に動いてもらうかが大切な要素の一つと言えます。

障碍者就労支援についてもその一環としてとらえており、作業の内容や勤務条件についても多くの方々に受け入れてもらいやすいよう工夫を重ねてきました。

また雇用後も、定着に向けた労力が非常に重要だという事を過去の経験から学び、専任のカウンセラーが対応できる体制を整えています。数年前は雇用できても長く働いてもらえなかった状況でしたが、それが改善され常に障碍者雇用率をクリアする環境を維持できるようになりました。

それらの功績が認められ、この度和歌山労働局の障碍者就労支援セミナーの講師としてオプラスサービスにご依頼をいただきました。

当日は、障碍者雇用に取り組んだきっかけや雇用を始めて起こった問題・解決に向けての取り組みなどを発表しました。雇用の継続は障碍者だけでなく健常者でも難しい課題です。これからも「障碍者が働きやすい環境は、社員・パートにとっても働きやすい環境である」を目指していきます。